彫刻美術館のまわりに山のように積み上がっていた雪も徐々になくなり、雪で埋もれていた野外彫刻たちも顔を出しました。ようやく春の息吹が感じられてきたところですが、急に雪が降ったりと、まさに三寒四温といったところです。春が待ち遠しいですね...。先週まで続いた「コレクション展石と木のかたち/In My Room」は無事に終了しました。ご来館してくださった皆様、ご協力をしていただいた皆様、誠にありがとうございました。そして、4月20日からは「コレクション展『かお』を読む‐顔をモティーフとした彫刻‐」が始まります!写実的な頭像やユーモラスなテラコッタの作品などが皆様をお待ちしております。この顔どんな『かお』?と考えながら鑑賞してみて下さいね。また、隣接する記念館の作品も入れ替えを行いました。小企画展「本郷新の部屋」では本郷が彫刻制作の傍ら手がけていた絵画作品を展示中。札幌芸術の森美術館で開催中の「佐藤忠良」展に合わせて、本郷が描いた《若き日の佐藤忠良氏》(1948年)も展示しております。春の訪れとともに皆様のご来館を心待ちにしております。
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