危機酒師す〜さんです。今回から(次週を除く)数回に分けて、日本酒に関わる知識記事をご紹介させていただきます(^^)d きき酒師、酒匠等の認定管理団体である【日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)】様のご許可をいただきまして、facebookページ内での発信文面および写真を使用掲載させていただきます。ご許可ありがとうございます!m(__)m ↓文面はそのまま使用させていただいています↓暖かくなると日本酒の管理に、より注意が必要になります。そんな訳で、日本酒の保存管理に関するネタを、何回かに分けて投稿させて頂きます。今回は「紫外線は日本酒の大敵!」編です。【右上画像】右側のボトルは太陽光(紫外線)の影響で黄色くなっています。さらに「太陽の光の影響で焦げたんじゃないか?」「ムレた雑巾か?」という位、不快な匂いが生じます(これを日光臭といいます)。太陽光には要注意! 【左上画像】紫外線を含む蛍光灯類も同様です。特に蛍光灯の一番近いボトルは、急激に劣化し、日光臭が生じます。蛍光灯の近くに日本酒を置くのもよろしくないです。しかし、商品をキレイに見せるには明るい照明が必要。「冷暗所で保管しなければ…」、「見やすくディスプレィしなければ…」と酒屋さんが頭を悩ます問題がここにあります。【下画像】紫外線を吸収しやすいボトルカラー、吸収しにくいボトルカラーがあります。当然ながら「紙パック」が紫外線を最も吸収しにくく、続いて「黒」→「茶」→「緑」→「青」→「透明」→「白フロスト」の順になるといわれます。※透明瓶よりも、白フロストボトルの方が紫外線を吸収しやすいようです。蔵元さんも保存管理を考えると、黒や茶の色濃いボトルを使いたいところですが、デザイン面を考慮すると、様々なカラーが必要になるので、これまた悩ましい問題になります。いずれにしても、紫外線対策は、仕入れた側、購入した側に委ねられます。美味しい(健全な)日本酒を楽しむには、取扱者(売り手も、飲み手も)の適切な保存管理が最低条件と言えるでしょうネ。<SSI様のHPはコチラ> fbご利用の方は、中からページへ入れます。↓ http://www.ssi-w.com/
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