すっかり涼しくなりましたね。ここ数年、春と秋の一番良い季節が短いことが多いので嬉しいです。夏が苦手で毎年体重が1~2キロ落ちてしまうのですが、今年は体重を落とすことなく乗り切れました。涼しいときと暑いときの温度差が大きく、しかも湿度が高かったので「夏バテしてきたな~」と思うこともありましたが、1日5分の筋トレ&ストレッチで維持、どうしても辛いときには整体の対応策で上手に乗り切れたな、と思います。私が佐藤に作ってもらっているトレーニングメニューは、肩・背中・首のコリ緩和と猫背予防が主な目的になっているのですが、トレーニングすると胃腸の働きも良くなるので食欲も出るんですよね。体を動かすと、上半身がすっきりして体が楽になるのはもちろん、いろんな部分が整うというか、本来あるべき姿になるような感じがあります。やっぱり人間の体は動くようにデザインされているんだな~としみじみと感じた夏でございました。ただ、今ちょっと気になっているのは、加齢による筋力低下が顕著になってきていることです。自分の現状を把握するために、店の体組成計で定期的に計測しているのですが、昨年よりも確実に骨格筋率が下がってきています。トレーニングの頻度や量によって上がったり下がったりしていますが、全体的に見るとやっぱり下がってきているんですよねぇ…。ちなみに、骨格筋率とはオムロンさんの体組成計についている、筋量の目安となる数値です。☆骨格筋率とは体重のうち「骨格筋の重さ」が占める割合のこと。筋肉には、体を動かすための「骨格筋」、内臓を作っている「平滑筋」、心臓を作っている「心筋」があります。このうち、運動などによって増やすことができるのは「骨格筋」だけ。つまり、骨格筋は運動やダイエットの成果が出ているかどうかを判断する指標になります。骨格筋を増やして基礎代謝がアップすれば、エネルギーを消費しやすい体質、つまり太りにくい体質になり、筋力も高まって活動的な生活を送ることができます。 オムロン 『商品活用ガイド http://www.healthcare.omron.co.jp/guide/hbf_02.html』より引用体重が増えやすくなってきているのは望ましいのですが、反面、やっぱり「脂肪」がつきやすくなり、筋量は増えにくく、それどころか維持するのも難しいのですよね。私、来月で32歳になるのですが…最近の女性だとこのぐらいの年齢はまだまだ「若い」と思っている方が多いように思いますし、風潮としてもそうなんでないかと。だけど、こうやって数値で体の変化をチェックしていると確実に「老い」の気配は見えている年齢なんですよね。私自身は「加齢」をネガティブに捉えているわけではないのですが、「老い」は事実として認めていこうと思っています。認めたうえで、いつまでもなるべく活動的にいられるよう、あまり醜くならないように対処したり予防したりしていきたいな、と。受け容れない限りは対処も予防もできないですからね。というわけで、この1年と同じくらいの運動頻度、量、強度では筋量がどんどん落ちていってしまうので、この秋から私も本気でランニングをはじめました。春は花粉症でぜんそく様になるので控えていましたが、そうも言ってられません。冬~春の手段も考えねば。ランニング自体は1年ぶり近くになってしまったので、走った後に相当体が痛むだろうなぁ…と、ビビッていたのですが、細々とした筋トレを行っていたせいか、筋肉痛になったり関節が痛んだりということは全くありませんでした。ランニング前にみっちりウォーミングアップと、走った後はしっかりクールダウンもしているので、そのせいかもしれません。今月の企画ページにも佐藤が書いていましたが、そういうのって素人が思っている以上にずっと大事だし効果があるものなんだそうです。そんなわけで関節や筋肉については問題なかったのですが、心肺機能の低下はひどいものでした。もうね、ちょっと走っただけでとにかく苦しいです。使わない部分は、本当に坂を転がり落ちるように機能が下がっていくものなんですね~。正しく手入れをすれば、きちんと応えてくれるし。まったく、人間の体って何てかわいらしいのでしょうね。 9月は期間限定のコースがおすすめです。
↧