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Channel: sapporo.100miles.jp 札幌100マイル: 新着レポログ
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(土)うどうと!

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危機酒師す〜さんです。本日は、独り言!?個人的意見!?の内容です(^^ゞ先日…またまた醸造アルコールを添加しているにも関わらず、純米酒として出荷販売言い替えれば、純米酒表記している商品にも関わらず、醸造アルコールを添加 + 規格外の米を使用しているにも関わらず、純米酒や吟醸酒といった、いわゆる特定名称酒として販売という報道がありましたね…(*_*) なんで、わざわざこういう事をするのでしょう!(-_-;) 価格競争、本物思考といった世の中がそうさせたのか…はたまた、ただ単に、利益を得たかったのか…どちらにしても、[物を造る]ビジネスとしては、負の考え方(戦略)に思えて仕方がありません!(-_-) 純米酒に醸造アルコールを添加しといて、はたして消費者が{美味しい!}と判断するのかな? 規格外米は醸造技術さえしっかりあれば、ごまかしはできるだろうけど〜。大切なのは、消費者に{美味しい!}{また呑みたい!}と思ってもらう事…だって、消費者が実際に口にする商品だから…広告や商品の惹き付けも関係するけれど、結局はそれが売上利益に反映する…今や超有名銘柄となったKやHだって、堂々と醸造アルコールを表記してる上でプレミア酒にまでなったのだから! 醸造アルコール添加したのなら、堂々と自分の蔵の酒に自信をもって「うちは、こんなこだわった本醸造を造っています!」で、いいじゃん! 規格外米を使ったのなら堂々と「規格外米の為名称表記はできませんが、米100%のお値打ち普通酒です!」で、いいじゃん! 昨今、日本酒業界も大きく純米主流となっていて、純米のみを醸す蔵も存在します。それはそれで、良い事だと思います!(^^)d だけど、どうしても矛盾しているように思える部分があります…それは未だに鑑評会の酒が[大吟醸]であるという事…以前ブログでも書きましたが、大吟醸はご存知のとおり醸造アルコールが添加されています。どんなに小仕込で蔵の方々が神経をすり減らして醸しても、その部分は消せません…現在日本酒業界が純米を推進しているのなら、鑑評会の酒こそ[純米大吟醸のみ]に変えるべきだと思うのです! だって、醸造アルコール添加の酒で鑑評したって、醸造技術+添加技術でしょ? ならば、完全に[米、米麹、水、酵母]だけで醸造技術を鑑評する方が、蔵の方々にとっても良いのではないでしょうか!?(~_~;) 今回の投稿記事にちなんで、参考までに当店取扱で{お〜っ!}と思うような醸造アルコールが添加されている酒を自信をもって、堂々とご紹介!(~o~) <写真上> 〜酒田酒造/山形〜〔上喜元〕翁おきな吟醸酒とも本醸造とも表記はされていない、いわば普通酒扱いの酒。使用米と精米歩合はともに非公開の謎のベールに包まれた酒。が、しか〜し!実はこの酒、大吟醸もブレンドされているハイスペックな酒。なのに蔵は、それを表記する事も発信する事もせず、感じるままに呑んでほしいとする酒。<写真下> 〜清水酒造/埼玉〜〔亀甲花菱〕金印わたくし、美味しいと思った酒で、その蔵の普通酒が呑んでみたくなる性分にかられます。美味しいと思った蔵は安い酒も美味しくあってほしいと思うからです。この酒は見た目は昔ながら趣ある{THE 酒}です。若い方々は手を出しにくいオーラがあります(笑)わたくしはこういう顔(ラベル)大好きですが〜。呑んでみて驚愕!{普通酒をナメるなよ!}と言われてるかのような味わい(特に常温がオススメ)。どうしても札幌でも販売したいと伝え、{普通酒だけど、いいの?(笑)}と言われながらも販売している酒。またさらにいろんな蔵の普通酒を呑んでみたいと思わせてくれた酒。醸造アルコール添加の酒に抵抗のない方々…是非たまには本醸造や普通酒も呑んでみてください! きっと、吟醸や大吟醸もしくは純米より美味しいと思える酒があるはずです!(^-^)/

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