私が15歳の頃の話です。当時の担任の先生は、50代の女性教師でした。ある日、掃除の時間に先生が「このスカート、イタリア製で4万円なの」と言ってきました。「素敵ですね」とか「お似合いです」という答えを期待していたのでしょうが、正直な私は「あー。えー。ほー。」としか言えず、その場をそそくさと立ち去りました。先生はずんぐりむっくりで、お世辞にも美人とは言えず、スカートは全然似合ってませんでした。それ以来私は、安くても自分に似合う服を選んで着ています。
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