前職時代、まだ20代の鼻たれ小僧だった頃に、支店長としていろんな示唆を与えてくれた恩師ご夫妻が、東京から来札されるとのこと。となれば、やっぱりこちらのお店をご案内すべきでしょう(^^♪ラ・サンテさんへ。高橋シェフもわかってくださっていて、できるだけ北海道らしい食材を使って、ご用意いただけるということ。諸事情で30分くらい店への到着が遅れたものの、温かくお出迎えいただき、席に着く。帯広・とかちマッシュのスープとアルザス風トーストとかちマッシュの風味とトッピングのトリュフが絶妙な美味しさ。真ダチと帆立貝のムニエル 春菊ソース「タチってなぁに?」と質問され、してやったりw北海道らしさ爆発のふわとろ食感。帆立貝は分厚くて食べ応え十二分。春菊のソースというのがまた面白さを加味してくれる。松川ガレイとアサリ貝と冬野菜のスープ仕立て「松川ガレイだよ!スゴイね」と。かつては幻の魚と言われた高級魚なので、ブランド力はある。そして、もちろん美味しい。帯広・和田ゴボウと平茸のプレゼ トリュフ風味一番ワザを感じた面白いメニューはこちら。ゴボウをここまで芸術的に仕上げるのはサスガですね。そして、トリュフが帽子になっている贅沢さ。どうやって食べようかな、と人それぞれでしたが、私は巻き割り方式でwとーっても柔らかい。メインは2択。ご夫妻は、自宅からかつてラ・サンテさんが紹介されていた全国区の雑誌2冊を切り抜いて、シェフにお見せするほど。そして、そこで紹介されていた石田めん羊牧場の仔羊は絶対食べなきゃ!と思っていたようで、迷わずこちらに。足寄・石田めん羊牧場の仔羊のロースト皿に盛りつけする前に、まずは香りを楽しんでほしい、と高橋シェフの心憎い演出で、鍋のまま持ってきて、鼻先で蓋を開ける。ふわぁっ~と広がる香り。2種類の部位を楽しめるメインディッシュ。一方の選択肢は、白糠産エゾシカのモモ肉のローストこれもぜひとも北海道では味わってほしいものだったので、私はこれにして、小分けして満喫してもらった。付け合わせについているのは、ラッパのような形状をしている「トランペット」という名のキノコ。ひとつひとつのこだわりと演出が素敵だなぁ。三角山 紅玉リンゴのデザートへぇー、三角山でリンゴがとれるんだぁ、というのが素直な感想。さっぱりと口直し。本日のデザートから、ガトーショコラ クラシックとほおずきのアリスクリームほおずきのアイスクリームというのも珍しいので、ちょっとおすそ分けして皆で楽しむ。最後は、紅茶とともにお茶菓子を。落雁のような硬さかな?と思ったら、マシュマロ?かな。ふわふわ。懐かしく楽しい会話と、本当に丁寧な料理の数々に舌鼓を打ちながら、ご夫妻も満足度200%の夜となり、感謝感謝です。
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